外道 5 - 外道 完結

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外道 完結

外道 5

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 高見沢のリクエストで電動バイブレーターが用意されていた。色々なアタッチメントを高見沢自らが選んだ。生意気な美和が軽々と高見沢の言いなりになるとは思っていない。酒井はこれからも金さえ融通してくれるのなら手伝うと言っていた。ショーツのなかに押し込まれたローターの振動に重ねるように電動バイブレーターが触れた。

 面白いまでに女の身体が大きく弾み、両足を激しく振るわせた。

「そろそろ観たいと思いませんか?」

 安田の問いかけに高見沢は閉じていた目をゆっくりと開けた。毎日のように観続けたショーツのなかに隠れたもう一つの顔は果たして高見沢が観続けた顔であるのだろうか。剥ぎ取るように女を取り囲んでいる男らが無理やり縛られていない片足からショーツを引き抜いた。そのまま男らが女の片足を掴み持ち上げた。高見沢は身を乗り出し、大きくくちを開げた淫口を見やった。

「どうでしょう」

 安田はあとから使う貞操帯の鍵を高見沢に見せた。語り出した安田に「そうだ」と高見沢は大きく頷いた。目隠しをされたままの女が本当に躾けられ、高見沢の元に運ばれた確証はどこにあるのだろう。

「愉しみですね」

 なかなか目隠しをはずされない今がじれったくもどかしいひと時を高見沢に運んでいた。DVDとともに酒井から手渡された小さな鍵が貞操帯の鍵であったのかと高見沢はテーブルに置いたままであった鍵を手にした。

「この鍵はスペアです」

 信頼関係は確証がなければ進んでいかない。高見沢はもう一つ、証拠として渡された型をとった粘土の枠に鍵を入れてみた。再生され続けるDVDのなかで安田が証拠として手にした小さな鍵を粘土に押しあてた。

「いいですか?」

 調教は一度や二度では終わらない。あくまでも再生される内容は美和を捕らえたことを誇示しているに過ぎなかった。

 あの時、素直に高見沢に逢っていればこんなことにはならなかった。これはリアルで逢おうとした高見沢を散々と侮蔑しスカイプコンタクトを切った美和に対しての報復にしか過ぎない。

 安田は成すすべもなく吊られた女にそのことを厳罰とした舌頭で女に話してもいる。その光景をじっと睨む高見沢は再生されていく女がもしかしたら本当に美和なのかも知れないと思い込みだしてもいた。





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