プリクラ風に加工した画像を貼り付けてみた、まるでネットアイドルな気分が一瞬にして暗転する。
面白いぐらいに届く着信を見るたびに智香と笑いあった。
約束の時間、
智香と二人してバカな男の写真を遠くから写した。
見つからない悪戯は止め処ないほどに溢れてくる、二人だけの秘密、智香と二人して、ブログを作るなり「獲物」と称したバカな男たちをコメントつきで公開しては届くコメントに小躍りさえ覚えた。
誰でもやっていること、罪悪感の欠片さえも感じないほどに入学が決まるなり買って貰った携帯電話が友達を面白いぐらい増やしてもいった。
もし、あの日を後悔するなら有頂天になっていた自分を諌めるぐらいだろうか。
自慢げに教えたブログが話題を呼び、アクセスは膨れ上がるばかりだった。
名ばかりの部活動、
母親に携帯電話を買って貰う約束が、ずっと続けているバレーボールを続けることだった。
入学当時は緊張していた部活動もいつしか慣れていった、上下関係の先輩後輩も思ったより厳しくはない。
話題はもっぱら携帯電話だった。
次から次へと届くコメントに不可解な視線が絡みつく、慌てて削除しても届く個人情報。なんど書き込みを禁止しても届いてしまう不気味な足音をあの日聞いてしまった。
いつだってブログを書き込みのは私、智香は見て楽しんでいたはずなのに、とつぜん疎遠になった。
理由はわからない、
ただ話しかけても、生返事を返すだけで理由はわからないままだ、だからと言ってイジメられている訳でもなかった。
智香を除けば、日々更新を楽しみにしてくれるクラスメートばかりだ。
その真実が夏休みを境に姿を現した。
コメントは直ぐに削除していたから気にはしなかった、そのせいか、個人情報を書き込まれることもなくなった代わりに、携帯電話のメールアドレスに届く、自分の画像に戦慄さえ走った。
「なにこれ」
なんど削除しても日々届く隠し撮りされた自分の画像に薄気味悪さが募った。
まるで謎解きのように届くコメントさえ、また届くようになる。
「ね、智香」
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