歓楽街 - 1ページ目91 - SM小説 異端者

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歓楽街

 なーんかさ、  第二次ベビーブームで生まれた子供ってあまりに落差がない?!    本当、詰まんない人生。   「いまは、インターネットがあるからバカ男の情報なんてさらっと拡散できるけど、当時は携帯電話ですら、今ほどじゃなかったからね」  ホタルは「本当、くっだらね」と屈託なく笑う。  久々の再会に二人は思いきり抱きあった。 「なんかね、ずっとこの街を眺めていたら、チンケな街だよ。名...

歓楽街 2

「やっぱり東京にはかなわないさ。その変わりに名古屋は歓楽街を中心に街ができている区がいくつかある。名古屋は風俗に寛大な街だとつくづく感心するよ」  ホタルは少し考え込むと「名古屋人が知らない街だから名古屋なんだろうな。椿。栄、池下、今池。柴田。中村区役所から近いソープランド街、大門。マイナーな商店街を抜けたらソープランドを中心に大型ショッピングモールがある」 「言いだしたらきりがないよ。いつだ...

歓楽街 3

   時に二人は身を乗り出し大笑いしながら話す。滑稽なまでに稼げない店が多い。が、あえて赤字をだすことで税金逃れをしていることだってある。  採算を考えない歓楽街は見事に凋落していっていた。  風俗王と呼ばれた経営者も今はでは当時の輝きはない。多用していくニーズに答えないのが名古屋の特徴かも知れない。  使い捨てにされていくだけの風俗で働くだけの意味がもうない。  まだまだ男社会のな...

歓楽街 4

 まだ須藤が風俗の店長をしていた時は応援したくなる女の子がまだいたが今は難しい。店も店でいい加減だ。  名古屋の歓楽街に摘発があったのは須藤が記憶しているのは一件。  それも噂の域でマンションの一室、一室を営業店として提供しているところもある。売春の温床すら平然とまかり通っていた。  人気が根強い子は不思議と顔が地味なことが多い。  入店とともに爆発的に人気がでる子もいるが外見がどんなによ...