被虐の契り 出版化決定 - 1ページ目72 - SM小説 異端者

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SM小説 異端者

被虐の契り

被虐の契り。電子書籍として出版が決まりました。 最新作品はこちらから→ TOP  挙式にむけて話しは順調に進んでいた。 「主寝室は広いものだよ」 「そう? おかしくない?!」  間取りに未来《みき》の声が反映されない。彼の希望通り結婚前に仕事を辞めて未来は彼と同棲生活をしていた。  両親も彼との結婚に大賛成だ。玉の輿とまでいかないが彼は会社を経営していた。 「若いのに大したものね」  ...

被虐の契り 2

 未来はついに思い切って彼に訊いた。母子家庭で大変だからと彼は意図もたやすく聞き流す。未来が階下の母子家庭のことを深く知ろうとすると彼ははじめて怒りをぶちまけた。あまりの勢いに未来は実家に帰ろうとした。身の危険を強く感じる。  この場から素足で未来が外へ飛び出そうとしたとき彼の利き腕が上がった。未来はそのまま壁に叩きつけられた。  暴力男なんて最低だ。  婚約を破棄することを未来は彼に告げる...

被虐の契り 3

「南で死ぬと書かせて北で殺せばいい」 「自殺志願者となれば家族や警察が動くからな、そこは井上、お前がしっかりと仕切れ」 「わかっているさ」  今のインターネットは無法地帯だ。ようやく著作権を叫び出した。覚せい剤を餌に若い臓器を連る。  若い裸体を楽しんだらそのまま臓器を抉り出してしまえばいい。少し気分が高揚する成分を覚せい剤だと言い生理食塩水で流し込みそのまま楽しむ。  足がつきやすい裏...

被虐の契り 5

 真っ暗闇の一室。未来は全身を激しく殴打され怖くても身動きできないでいた。一人の男が未来の足元の留め金をはずした。  薄っすらと笑う天城の顔は未来がこのまま死体になればこの布袋ごと遺棄する気だった。  そうとしか思えない天城の表情に未来は恐怖を覚える。  未来の目前にLEDランプの明かりに思わず顔を顰めた。首筋にあたる振動に未来は思わず身構える。 「大人しくしていれば可愛がってやるよ」  ...