飼育、電子書籍として出版化されました。
出版社側の意向として、このまま無料掲載は難しいと言うことで掲載は1話までとなりました。
電源を入れたままのパソコンから彼のブログが開かれていた。
つい好奇心も手伝って見てしまった。
彼が飼っている子猫を見たいと言ったのが始まりだった。
携帯カメラから撮った可愛い子猫にすっかり騙された私は彼が話す子猫を本当の猫だと勘違いしていた。
携帯電話から見せられた画像は確かに可愛い子猫であった。
だが彼が話していたのは猫ではなく成人した女性であることに気づいた。
ブログに貼り付けられたムービーを再生するなり目が凍りつくほどの思いだ。
意識がぼんやりとしてくる。必死に目を開けようとしても自然と目が閉じていった。
目を覚ますと彼の軽い舌打ちが聞こえてくる。彼が想像するよりも早くに目覚めてしまった私に苛立った目をむけてきた。
うっすらと言葉を発しようとしたとき、くちのなかに飲みかけのグレープフルーツジュースが流し込まれた。彼の手がくちを強く押えつけてくる。
押しつけられる息苦しさが水のなかで溺れていくように、吐き出したくても吐き出せない。
私はしきりに足をバタつかせながら深い闇のなかにへと陥れられていく。
目を覚ましたのは、あれから何時間が経ったころだろうか。
薄っすらとした意識からはっきりと目覚めると同時に私は失意のどん底へ押し込まれた。
見覚えがあるムービーのなかが現実となってここにあった。
私は重い頭を持ち上げるように痛々しいほどに縛られた自分の身体を見た。
「嘘」
そこには信じがたい姿が息苦しいほどにある。
後ろ手に縛られた両手首が身体を持ち上げるたびに痛んだ。
食い込むほどに強く縛られた太もも、両足首に通された縄が私をまったく自由にしようとはしなかった。
息ができないほどに押し込められたタオルを吐き出さないように口には何重にもガムテープが張られている圧迫感だけがある。
思わず呻き、暴れるように縄を解こうともがく私に気づいた見知らぬ男性が近づいてきた。
一見ここには相応しくない紳士的な男性に思えたのは一瞬だ。
その眼に、「こないで」とばかりにかぶりを振った。
「よく眠っていたね」
背後から嫌がる私をしっかりと抱きよせた。身体から伝わる、硬く隆起したペニスが着衣の上から強く感じられる。
「気持ちよくしてあげるよ」
思わずその声に鳥肌が立った。
いくら「やめて」と身体を前屈みにしても男の手は確実に着衣のなかに入ってこようとするばかりだ。
慣れた手つきでブラジャーのホックがはずされると男の手が乳房から乳首を確実につかんでいった。
指先で摘まれるなり指の腹で乳首が転がされていく。つんと尖っていく乳首が痛いほどに自分でも硬くなっていっているのがわかる。
「欲しいだろう?」
思わず顔が真っ赤になるような舌つきを男はみせてきた。
「欲しくてしかたがない身体をしているよ」
冷たい床のうえに寝転がされると、男がねっとりと糸を引くように吸い上げてきた。
吸われながら舌先で転がされるたびに思わず喘ぎそうになる。貶められていくような舌触り、男はなかなか身体から離れてはくれない。
身体中を這う男の指に鳥肌を覚えていった。
「なかなか上玉だな」
「でしょう」
彼の声が聞こえると男の手が止った。
「そろそろいいかな」
太ももの縄がほどかれると彼は私の頭を強く押さえつけてきた。
男が尻を引き出すように持ち上げてくる。
ストッキングがショーツごと引き下げられると男の手が割れ目を開いた。
「犯されても、これじゃ文句は言えないな」
じゅるっと慣れた舌つきが、思わず音を立てるたびに、「うっ」と喉の奥から声がでてくる。
「もっと舐めて欲しいんだろう」
彼の声がするたびに悔しさが滲み出てくる。
ヴァギナに潜り込ませた舌にあわせるように乳首を弄んでいく男の指が憎らしいほどだ。
男が両足をさらにと押し開いてきた。
「喉のひっかかりがいいな」
無理やり大きく開脚されると、つるっと剃り上げられていく割れ目を見て男はネクタイをはずしていった。
「楽しみだろう」
男盛りの舌を私は知りたくもない。いやと言うほど女を辱めてきた肥えた舌を知るための剃毛だと彼は言った。
勝気なまでに彼を睨めつける。剃りあがっていく割れ目を彼はいやらしまでに撫で上げていく。
私は堪えられなくなって思わず目を閉じた。
上着を脱ぐとカフスをゆっくりとはずしていく男の指先が妙にいやらしい。
無理やりに座らされた開脚椅子の上が産婦人科の触診台を思わせるほどに生々しい。
男は手ごろな高さに合わせるとシャツのボタンを適当に外していった。
表皮が痛いまでに捲りあげられるとクリトリスが男のくちびるに強く吸い寄せられていく。
吸い寄せられるたびにクリトリスの円周をなぞるように舌が動いていった。
はじめて知る男の舌触りに思わず顔を顰めるほどだ。いやでも腰が浮き上がるたびに首に通された縄に窒息を覚える。
私は深々と開脚台の椅子の上であらわもない姿を男の前に晒すしかない。
私を値踏みするような眼つきでヴァギナを深くえぐる指が痛い。
含まれたままのクリトリスが男のくちびるを伝って暖められていくほどに長く、じっとりとした嫌な汗を覚える。小刻みに痙攣した両足が下腹部を大きく揺らしてもいった。
何日とも思えない日が一昼夜、いや、それ以上に続こうとしている。
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