SM小説 異端者

舐め犬 完結

 西城はほどほどに腰を突き上げる。背後から博美の乳房を掴むと、つんと尖った乳首を指の腹でこすり、いよいよの歓喜を博美に叩きつけだした。 「でる!!」  いままで躊躇っていた博美の声が大きく跳ね上がった。  薄汚い西城の笑いが思わずこぼれる。ぐったりと、その場に倒れ込みそうな博美の腰が西城が腰を突き上げるごとに弾む。 「おっ、おっいしいよ。博美ちゃんのジュース」  まだオーガズムまではいか...

エンジェル・ハート 3

 そしたら、あの人は静かに微笑んで頷いてくれた。  やっぱり優しい人なのかも知れない。      輪廻を例えるとき、  この世の人口を考えると不思議だろう?  僕もそう思っていた。  その問いかけに答えてくれたのは、やはり、あの人だ。  僕の目の前に天秤を差し出すと砂丘の砂を取り出した。  あの人は僕に答えを教える変わりに、天秤を水平に保つようにと命じた。  手にした砂...

舐め犬 36 淫蕩の眠り姫

 必死に舌を這わす博美はなんとかして西城を満足させようとする。見事な起立と逞しさ。西田と違って西城のペニスは博美の唾液をまとい黒光りしている。  女をこれ以上ないほどに味わい続けたペニスは博美にとって脅威だ。 「どけ!」  まごまごとする西田に西城が憤りをみせた。 「まだいいだろう? 僕だって気持ちよくなりたいんだ」 「穴なら、ほかにもあるだろう!」  西田は舌打ちをする西城にどうして...

監禁飼育 嗜虐な姦悪 7

 ショーツの上を北村は指先でなぞると硬く熟れた陰核を探し出す。  器用に洗濯バサミをショーツの上から押さえつけると、ぷっくらと熟れた陰核を洗濯バサミで挟み込んだ。振動を続けるローターが適度に利理を刺激する。  顔を顰めきった利理。たわわに揺れる乳房にも野分が交互に洗濯バサミを挟みだす。北村はもてあますほどに豊満な乳房に洗濯バサミが色づいてくると陰核に挟み込んだ洗濯バサミを引っ張った。  非日...

エンジェル・ハート 2

 愛理は一人暮らし、ここで動物を飼ってはいけない決まりがある。  だけど愛理は僕を捨てることをしなかった。    葉桜の袂で、濡れた僕を見つけたとき、泣いてくれた。  あの時は僕が傘を差し出した。  今日は愛理が傘を差し出してくれる。まるで、あの日を思い返すように――。          *        愛理はデッサンが好きだ。  いつか絵本作家に...

飼育 9 残痕

 片桐と出会う前、殺伐としながら、苛立ちを誰かにぶつけるようにシュウは風体の悪い奴らと群れていた。    なんとなくそのグループにいるだけで、他の連中と仲良くなることはない。  頑なにこころを閉ざしたシュウは笑うことすらしない。  今日の打ち合わせをしてシュウはその連中がいる場所へむかう。  愚行に加担する気もなくシュウはぼんやりと一人の女が犯されようとするすべてをみていた。  日...

監禁飼育 嗜虐な姦悪 6

 もちろん、この動画をこれから観るもの達も同じだろう。  ねじるように動かされるバイブレーター。甘く濡れた蜜壺は利理の意思と反して儚げな音色を奏でる。  この女で何人目になるだろうか。慣れた手つきが利理を精神的に貶めだしている。 「やめて!」  塞がれたくちから、利理の叫び声が押し出される。  ぐっと、奥までバイブレーターが押し込まれると利理の身体が面白いまでに弾む。野分はいやらしげに舌...

エンジェル・ハート

 道端に捨てられた子猫は夢を見た。   地表を濡らす雨、  こんな僕にさえ、泣いてくれた人がいた。          *        もう一度伝えたかったことがある。  僕は幸せだった。  だからもう、泣かないで。    耳を塞ぎ、小さく震えた愛理の足元に僕はすりよった。 もう二度と愛理を苦しませたりはしない。      愛...

舐め犬 35 淫蕩の眠り姫

「さっさとしろ!」  なかなか、アナルに挿入しない西田に西城が怒鳴りあげた。 「わっ、わわっ、わかっているよ」  ぐっとアナルの中に押し込まれようとするペニスを博美なりに押し出そうとする。力めば力むほどに熾烈な痛みが重なる。  なかなか挿入できない西田を西城は突き飛ばした。 「力を抜け!」  頭を押さえつけられた博美はついに声を張り上げた。 「もうこんなこと嫌!!」  泣きじゃくる...

明けましておめでとうございます

 明けましておめでとうございます。    慌ただしく、仕事納めをした去年。  年内に天より星よりも入稿したいとドタバタ ^^・    おまけに、OSの再インストしたら不具合連発で未だ、設定がしっかりとできていない。    なにかと気忙しい中、天より星よりも。珍しく表紙リクエストとなりました。    リクエストはこんな感じですかね。    幻想的な赤い月が水面...

監禁飼育 嗜虐な姦悪 5

 こころが置いてきぼりじゃ辛いよな。  北村は立ち上がると水分を吸い、ずっしりと重たくなった七本の木製の鞭を手にした。水滴をまとい、木製の鞭が不気味に撓る。利理を取り巻いていた野分と浜崎が離れた。  しとしとと目前で水滴を垂らす木製の鞭に利理の表情が険しくなる。  野分はこれからのプレイに黒々とした太いバイブレーターを選ぶ。  打具は痛いばかりじゃない。北村はこれからの恐怖に戦く利理の尻に...

舐め犬 34 淫蕩の眠り姫

「お願い、し、ま、す…………」  ついに顔を赤らめた博美はようやく引き抜かれたダブルピッカーカテーテルとともに汚液を撒き散らした。  消え入りそうな声で博美は西城が手にした大型浣腸器に「いやっ!」と、か細く泣いた。まだ排泄しきれていない腹部が大型浣腸器によって流し込まれる真水を押し返そうとする。  真水を飲み込まされては排泄を博美は強いられる。  幾度と繰り返される行為に博美は疲れ果てたように...

愉快な風俗嬢

         先ずは動画をみて笑って欲しい。      ドキュメントをみた時、これがまさに風俗で働く醍醐味だよね。と、納得してしまった。    風俗レポをみていると名古屋の風俗ってやっぱり個性がないんだ。    いまさら、風俗の店長を二度とやりたくはないけど、下火になった名古屋の歓楽街はお客の数の分のニーズに答え切れていない。    だから、どの女の子も一緒にみえてしまう...

監禁飼育 嗜虐の化身 4

 塞がれたくちから、悲嘆が漏れる。  北村はカメラのアングルを確認すると無数に責め具が置かれた棚から打具を取り出した。  バケツに水を注ぎ入れると北村は七本の木製の鞭を投げ入れた。  火照り切ったその身体をたっぷりと慰めてやるよ。縄を手にした北村は露わになった乳房を強調するように縛り上げる。  痛みは身体が弾めば弾むほどに軽減される。乳房を押し出すように横にきつく北村は縛りあげる。と、乳房...

舐め犬 33 淫蕩の眠り姫

 顔を真っ赤にして耐えていた博美は西田が離れると小水を思わず吐き出した。尿意は吐き出すごとに強まる。  四日ぶりの排泄だ。さぞかし気持ちがよかったことだろう。  マッドレスではなくダンボールを選んだ理由は博美に排泄させるため。咽び泣く博美の尻を西城は素手で打ちつけた。  固く閉じたアナルを西城はゆっくりとなぞる。押し込んだ指先に博美が息を飲んだ。イルリガートルから延びるダブルピッカーカテーテ...

監禁飼育 嗜虐の化身 3

         *        時々、乾いた風の音が聞こえるだけの殺風景な場所で利理は不安定に吊られ続ける。北村が顔をだすとようやく二人が立ち上がった。  野分が利理の背後に立つとシャツの上から乳房を揉みあげる。思わず前屈みになった利理の身体が不安定に揺れる。  タイトスカートを野分が捲りあげようとすると利理なりに抵抗しようとした。  浜崎は少し離れた椅子...

監禁飼育 嗜虐の化身 2

 バンに押し込まれた利理は野分から背後から抱き抱えられ、いやらしく身体を撫でまわされよとして必死に抵抗していた。 「やめて」  野分は薄ら笑みを浮かべ利理を押し倒すと用意しておいた縄を手にした。後ろ手に縛りあげられようとして利理の抵抗は激しくなる。 「誰か!」  野分は遊びも残さず利理の両腕をしっかりと後ろ手に縛りあげる。と、浜崎が毎日楽しそうに指先で撫ででいた尻をなぞりだす。  ハート...

舐め犬 32 淫蕩の眠り姫

 蝋で覆い隠された乳房に西城は革製パドルを打ちつける。  博美の髪を掴みあげ、西城は浮き上がった乳房に容赦なく革製パドルを打ちつけていった。  パラパラ飛び散る色とりどりの蝋の破片。博美は打ちつけられる痛みに声を荒げ、西城に「やめてください」と懇願するしかない。  髪を掴みあげていた手を話すと博美の頭《こうべ》が嘆声に垂れた。すすり泣く声をようやく博美は押し出すことができる。  泣きじゃく...

監禁飼育 嗜虐の化身

 あどけなさと裏腹な蠱惑的な肉体が満員電車のなか、不埒に踊る。  端正な顔立ちは地味ではあるが、それがかえって清純さを穢している恍惚感に襲われる。坂崎の指先が利里《りり》の太腿を執拗に撫でまわしている。  すらりと伸びた肢体が艶かしいまでに腰をくねらせようとしていた。まるで痴かん行為を楽しむように利里は今日も疲れた顔で満員電車に揺られていた。浜崎のターゲットにされているとも知らず、暮れていこう...

舐め犬 31 淫蕩の眠り姫

「これ以上、お前が意見をするのなら、俺は抜ける」  この言葉がなによりも西田に威圧効果がある。 「そんな…………」  アウトローである西条からしたら、この仕事を失ってもいい。どうせすぐに、西田のような奴が群がってくる。  自分の尻も拭けず、汚いことを当たり前に押しつけてくる。自分の手を汚さず金でなんとかしようとする者は多い。 「わかったよ」  西田は大きく落胆をしたが、なにもプレイをしない...

離岸流 天より星よりも 完結

「なら、僕だけの女神だ」  五十嵐は閉じようとする瞼を必死に押し上げていた。 「あなただけを天に帰すわけにはいかない」  琴子は五十嵐にナイフをなんとかしっかり持たせると勢いよく倒れ込んだ。二人の鮮血があわさる。 「外が騒がしくなっているわね」  どんよりと琴子の意識が遠ざかっていっている。  二人は微笑みあう。  寄り添うように二人は身体を重ねた。 「お嬢様」  遠ざかる意識の...

離岸流 天より星よりも 32

 乾いた音が琴子の脳裏に響いた。手を伸ばせば届く位置にナイフが転がっている。欲情しきった金沢は琴子の異変に気づかない。  ガウンを金沢が脱ぎ捨てたところで琴子は咄嗟にナイフを握った。  私に触れていいのは彼だけ。  ようやく金沢は琴子の異変に気づいた。手にしたナイフがハンバーグのような感触を琴子に感じさせる。  一度刺し、二度刺すと琴子は力任せに金沢を突き飛ばした。  五十嵐はその光景を...

舐め犬 30 淫蕩の眠り姫

 西条は目覚めた博美の口枷をようやく外す。 「お前は俺たちの奴隷だ」  自由になったくちを閉じようにもくちを動かすにつれて顎が激しく痛む。不快感をあらわに博美はくちを動かしながら西田に恐る恐る視線の先をむけた。 「お前は主人を悦ばせるんだ!」  乾ききったくちのなかは滑らかに言葉が押し出されない。 「確約できるか?」  博美の目前に洗面器に入れられた水がある。吸い寄せられるように博美は...

舐め犬 29 淫蕩の眠り姫

「お前がいつも口煩いからそうなった。いつも言いすぎだと言っただろう」  二人のやりとりを西条は静かに見やる。日本人というのは海外と違って過保護だ。 「一人暮らしをするのなら、貯金をしたほうがいいと言っただけです!」  背中を向け合う二人を西条は突き放した目でみている。いつだってそうだ。目先の金額を惜しむあまりに人生経験をおざなりにしてしまう。  人生は金で買えるものではない。その過保護さが...

舐め犬 28 淫蕩の眠り姫

「ダメ、もうダメ!!」  快楽の坩堝が押し込まれた指先によって強く刺激される。膣内に押し込まれた指先が博美の冷静さを奪い去っていく。指先を突き上げられるごとに押し寄せる激しい尿意に博美はうろたえ、されるがままの人形と化すしかない。  西条は歓喜の憂いに博美の割れ目に蝋燭の蝋を落としていくと面白いまでに博美の身体が弾みみせようとした。  そろそろいいだろうか。  博美の足首を縛り上げる縄をほ...

舐め犬 27 淫蕩の眠り姫

 躾けてください。  そういいながら、好きなプレイを選り好みしていないか?! そんなの躾とは云わない。ただの茶番だ。  しきりに刷毛で博美の脚を刺激していた手を西条は休めた。上半身を舐めまわしていた男らが西条が手を離すと離れた。 「あ、あああ、熱い!」  至極の歓喜に嫌でも西条は博美の身体を大きく震わそうとする。西条は博美に熱湯にも似た蝋を浴びせだす。  博美の頭上に網目の円盤が吊られる...

離岸流 天より星よりも 31

 抑揚のない冷たい声が響いた。五十嵐は琴子の背中を押した。 「裸になれ」  五十嵐はこの男のことを金沢と呼んだ。五十嵐の父とは生前、とても親しかった。  琴子はこれからに戸惑う身体を起こした。どうしていいのかわからないまま、琴子は着衣を脱ぎだす。もう私は逃げ隠れしない。  彼が望む答えがここにある。  着衣を躊躇いがちに脱ぐと琴子は金沢に言われるがまま四つん這いになろうとした。 「待て...

舐め犬 26 淫蕩の眠り姫

 胸を迫り上げるように拘束された博美の身体はピクリとも動かせない。手足が引き伸ばされ、身体中が激しく痛んだ。  西田の表情に深い恍惚感がある。なにもアブノーマルはプレイをするから愉しいとは限らない。  ただただ、穢される過程を愉しむ。  舐めるように視姦を愉しみ、脳内でこれ以上ない妄想をかきたてる。  博美がなにを思い叫びあげるか、  そう考えるだけで、これからにワクワクするじゃないか、...

舐め犬 25 淫蕩の眠り姫

 まだまだ未曾有な快楽が西条の探究心を煽ってしかたがない。次はどんなプレイがいいだろうか。  ローションで濡れた指先が割れ目を押し開いた。戦ききるスリルに陰核が硬く熟れている。陰核に触れると博美の身体が多感に打ち震える。 「そろそろ最後の仕事に取り掛かるか」  西条は先ほどまで西田が遊んでいたバイブレーターにローションを垂らす。と、しっかり根元まで膣内に押し込み縄で固定した。  恐怖に強張...

離岸流 天より星よりも 30

 望んだ死。  悲しむ人がいるかぎり、それはやぱり独り善がりなのかも知れない。  遠ざかる車を琴子は静かに見送る。そのまま駅の待合に停車しているタクシーに琴子は乗り込んだ。  見上げる赤い月が目的地に近づくに連れてさらに大きくみえる。  桟橋がみえてくると琴子は薄暗い埠頭を覗き込んだ。この先に貸し倉庫が並ぶ一角がある。  五十嵐は貸し倉庫は桟橋から直ぐだと言っていた。  しかし、貸し倉...

舐め犬 24 淫蕩の眠り姫

「いや! もう、いや!!!!」  エクシタシーが近づくにつれて、弾ませきる下腹部が大きく規則的に波打つ。貼りつけられた通電パットが博美の拒みを奪い去る。  ついに大きくピクン! と身体を跳ねさせると博美はついに淫水を吐き出した。      失踪       「この女でいいな」  西田は西条の問いかけに頷いている。 「帰すなら、まだなんとかなる」 「博美ち...

舐め犬 23 淫蕩の眠り姫

 押し込まれるバイブレーターの深さが増すごとに博美の顔が険しくなる。押し出したままの乾いた舌に西条が舌を絡ませてきた。博美の舌が思わず逃げようとする。  触れた舌先に博美は鳥肌を浮かべながらも、どこか欲情している自分がいる。  西田はしっかりと飲み込ませたバイブレーターを縄で固定するとスイッチを入れた。  火照りきった身体があまりのバイブレーターの威力に下腹部が弾む。  西条は味わっていた...

舐め犬 22 淫蕩の眠り姫

「舌をだせ」  虚ろとする博美は西城の声に視界を思わず前にむけた。  力尽きたように俯いたままの博美の髪を西条は力任せに掴む。 「聞こえないのか!」  戦きながら博美は怯えきった瞳をそっと動かした。汚らしいものをみるように博美は西田を一瞥した。 「どうした」  博美の視線に気付いた西田が遠隔操作のバイブレーターを動かす。振動をはじめたバイブレーターを西条が隠しどころに押さえつけた。 ...

離岸流 天より星よりも 29

 慌てる運転手に琴子はしっかりと伝える。 「悪いのは私。私の母と違って伯母様なら、きっとあなたを叱責しないと思うの」  琴子は自らのくちびるに指先をあてた。 「叔母様から厳しく言われているのね。あなたが嫌なら、私は歩いて、ううん。どんな手段を使ってでもここから目的地に向かいます」 「そこまで仰るのなら目的地だけでもお願いします」 「朝日が昇るまで、あなたは約束してくれる? 目的地を絶対に...