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SM小説 異端者

史実を元にした肉欲を綴り語りかける。

貶め入れられた天使 35

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貶め入れられた天使 34

 静かに聞き入る秋穂は唐揚げを頬張り静かに聞いている。 「次は卵焼きだね」  秋穂は河口をまたそっと見やる。秋穂の好物順に内村が取り皿に盛る。  ポテトサラダにおにぎり。  内村は河口の命じられたままに取り皿に盛りつける。 「いま、改築しているところがわかるかな。秋穂さんとこれから産まれてくる赤ちゃんのために部屋をリフォームしているところだよ」    秋穂はそよぐ陽光に目を細...

狂い咲き 100

 小百合さんが人混みを押しやるように慌てて車から降りてきてくれた。  後部座席にまたも倒れこむように私は乗り込んだ。  小百合さんもあまりの大混雑に少し遠いが「第三駐車場のほうがいいかも知れない」と車を第三駐車場に走らせる。  第二駐車場は都会の駐車場のように狭いが第三駐車場は広々としていてお店から遠いこともあって混雑していない。  起き上がろうとしない私に小百合さんが「そのままど...

貶め入れられた天使 33

 内村は横井に頼み込み秋穂の主治医になった。  内密に事が進んでいても羽振りがよくなった横井を不審に思う医師も多かった。  偶然、内村は横井らの会話を聞いてしまった。  野心がないわけじゃない。  内村は危険を承知で横井に接触を試みた。表の顔ではなく裏の顔の横井はどんな素顔をみせるのか。  すべてが博打であった。 「頼む」  内村もまた海外で最先端の医療を学びたい。多額の報奨...

狂い咲き 99

 そう簡単に「もう、やーめた」とはいかない。  疲れが抜けきらない鉛のように重い身体を無理やりでも私は動かすしかない。  事務所でもある買取り窓口が見えてくると歩調が沈むようにさらに重い足取りとなる。自分を奮い立たせるように私は前に前にと足を押し進めるように歩く。  買い取り窓口にひとの列がある。  捨ててしまってもいいようなものを売りに来ている人達が思った以上に多い。  タイム...

貶め入れられた天使 32

「じゃぁ左回りだ」  秋穂はゆっくり歩く内村の傍をついて歩く。  新緑の風が秋穂の頬を心地よく撫でていく。  所々、座れそうなベンチがある。 「公園みたいだろう?」 「はい」 「疲れたらベンチが設置してあるから座ろう。冷たいドリンクもご用意しております。お嬢様」 「やだ! 先生たら」  秋穂の笑い声を久保が少し離れたところでみている。 「婚姻届けはそろそろか」   ...

奴隷 裏切りの代償 完結

 あまりの痛みに遥は全身に汗をかいている。  後ろ手に縄を通されようとすると遥は抵抗しようとした。  しかしパドルを手にした男に遥は身体を小さくした。 「意外と気が小さいんだ。ねぇ、直樹さん」  黙って直樹は遥を睨んでいる。 「助けて! なおちゃん」  遥は懲りずに直樹に助けを求める。  後ろ手に無理やり縛られた遥は縄が首に通されるとついに「ふざけるな!」と言い出した。...

狂い咲き 98

「なにか他に欲しいものはありませんか?」  私は小百合さんにお礼を言いお金を差し出そうとする。小百合さんは彼にお金を預かっていると小百合さんは答えた。  自立した女性になろう。自由に生きよう。しかし現実は彼に頼りきっている。私には助けてくれるひとがいる。でも兄ににはいなかった。  私はお弁当が残っていなかったかと尋ねると小百合さんは「しっかりと食べたほうがいい」と言う。  まさにサ...

貶め入れられた天使 31

 秋穂が後ろを何気に振り向くと驚きの溜息ができる。 「これを私に?」  華やかな着物を前に秋穂が驚いた。 「いつだって主役は秋穂さんだよ」 「こんな高価なもの、いいんですか」  着物の知識がない秋穂でも差し出された生地が高価なのがわかる。 「すべての贅は秋穂さんのためにあるんだよ。バスローブで庭園の散策といかないじゃないか。着付けてくれるご婦人らがいるから着せてもらうといいよ」 ...

奴隷 裏切りの代償 25

 大畑浣腸器がアナルに押し当てられた。思わず腰を浮かそうと遥がしたところで男が赤く腫れあがった尻を素手で叩きつけた。 「痛い! もうやめて」  茉奈がケラケラ笑っている。 「いい気味よ」 「やめさせて!」  一本目が終わると二本目がアナルに押し当てられる。  直樹は腕を組み遥を冷静にみている。  腹痛を訴えかけたところで直樹が「寧々は誰の子なんだ」 「……誰って。それ...

狂い咲き 97

 どこの職場でもそうだが上司なんて自分可愛さで干渉すらしてこない。文句があるなら「さっさと辞めろ」今の不景気。企業からしたら次から次へと求職者が沸いてでてくる。  抜本的にいじめをなくそうとしたら学校でも職場もそうだがそのひとの性格をどうにかしなければ表面上だけ注意しても意味がない。拍車をかけるだけだ。  社会全体でいじめに取り組まなければ表面だけを取り繕うだけの場当たり的な対処療法では解...

貶め入れられた天使 30

 セックスを押しつけるのではなく感じ取らせていく。  激しい性行為ができない今、ゆっくりと秋穂に快楽を覚えやすい、いい時期ではないか。  ひとは眩すぎても目をそらしてしまう。性行為もまた、強いだけでは苦痛だ。  セックスに慣れた男らならどうすればいいか、当たり前のことだろう。  内村はセックスに強い発言力がある。ただ孕ませればいいわけではない。  続きがある、  育児、妊娠と。...

狂い咲き 96

 我武者羅に袋に入れようとしているせいか。身体が前屈みになりすぎて腰が痛い。勢いあまってネームプレートまでも一緒に袋に入れてしまうこともある。  まだ覚えることがあるの? そう言いたくなるほどに次から次にとある。  我に返ったときは既に閉店まじか。私に嫌味を言い続ける大先輩は宮原さん。天才的な嫌味の持ち主。よくそこまでひとの揚げ足をとれるものだ。  神経質なまでに細かなことを「ちくいち...

淫らな願望 完結

 夫はモニターに吸い込まれたまま身動きが取れないでいる。猛り立つペニスが口内で温められる。  いくら吐き出しても沸き上げる欲望のように淫らな願望は膨らんでいくばかりだ。  妻もいつかこの奴隷のようになる。  壁一つむこうの世界がさらに広がる。  妻が手の届かないところに行く。  なんて甘美な別れだろうか。      逆さにされた久美子は鞭の洗礼を受ける。全身...

奴隷 裏切りの代償 24

「いまは熟女ブームなんだ。知り合いの監督に頼まれ困ってしまってね。ギャラは一作につき百万。人気が出ればもっと主演料金が増える。変に愛人稼業をしなくていいんだよ」 「百万?!」  どこか遥の考えを見透かした社長はにやりと笑う。 「現場で即決で支払うよ。君なら監督も嫌とは言わないだろうからね」 「わかりました」  金策に困り果てている遥は目先の金額に飛びつく。  よくよく考えれ...

狂い咲き 95

 まだ店内をじっくりと見たわけではないが購買欲にはどこか欠ける。  ブランド品の財布などはブランドケースや袋があるがインターネットでもそれは買える。  グッチの財布が一万円程度。それっぽいものが欲しいと思えばそれでいいが本物だと思い込んで買うのはどうかと思う。  商品を袋に詰めるといっても買い物ガゴにゴミのように投げ込まれた商品をどう詰めたらいいのやら。  食器は数枚重ねてセロテー...

貶め入れられた天使 29

「赤ちゃんを本当に望んでいるんですか?」 「ああ、もう名前を考えだしてしているよ。子供の名前は久保様がいくつか提案して秋穂さんが選ぶ。これでどうかな」  秋穂は祈るように両手を握るとただ目を閉じた。      久保は内村の話に気をよくしている。 「秋穂さんはまだ子供です。こちらの働きかけしだいでいくらでも変わっていきます。しばらくは僕に任せてください」 「いいだろう」 ...

淫らな願望 13

     夫は久美子の変貌に興奮する。  これほど興奮する映像はない。  ひとはそう簡単に屈服しない。  興奮冷めやらぬ夫は素晴らしいと佐久間にメールを送った。  白々しい演出はいらない。  ぐったりとした久美子は尻を突き出したまま身動き一つできないでいた。  この光景がただ映し出され続ける。  久美子の悲哀に秘めた瞳。  妻は美しすぎた。  も...

狂い咲き 94

 変わったひとばかりではないがその地区からの勤務者が多いのが私が新しく働く職場に多く集中している。    第二駐車場に着くと私は腕時計を覗く。ここから歩いて五分ほどで買取りをかねた事務所に到着できる。  小百合さんが後部座席のドアを開けてくれる。 「いってらっしゃいませ」  小百合さんが私に頭を下げる。  不慣れな感じがしてどう小百合さんと接していいのか私にはわからない。 ...

奴隷 裏切りの代償 23

「おなじ罪だよ」 「そうだな」  ノンが気を使い、今日あった出来事を話す。 「茉奈とは上手くいっているのか?」 「うん。茉奈はすぐ合コンしたがるんだもん。だから私は急いで帰ってくるの」 「そうか。こんど合コン参加してみたらどうだ?」 「いや!」  直樹は笑う  まっすぐノンは直樹を見つめてくれる。 「ありがとう。ノン」 「ううん。今日はなおちゃんが好きなシチ...

狂い咲き 93

 送り迎えが異性というだけで周りは好奇な目で見る。  車内で流される曲は私の好きなものばかり。小百合さんは私の鞄は車の中に置いたままでお昼休みはけっして内部には入らないように。休憩時間になったら第二駐車場で待っていることを告げられたが「どうして?」と聞いても小百合さんはなにも答えない。  彼にくち止めをされているのだろうか。  小百合さんは私に「気を使わないでください」としか言わない。 ...

貶め入れられた天使 28

   騙す奴が悪いのか、惚れる奴が悪いのか。  一夜の夢だと、なぜ割り切れない。  金が絡む情事はその場限りだ。      週に一度、内村は健診に訪れていた。  その日を秋穂は楽しみにしている。  外の風にあたりたいときも内村がいれば外にだしてもらえる。 「こんにちは。秋穂さん」  日に日に膨らんでいく腹部。 「お母さんになる心境はどう?」  秋穂は軽く舌をだし...

淫らな願望 12

   失禁と淫水が入り乱れる光景を夫は瞬きも忘れて見とれてしまう。    吊られた床の下が水浸しになったところでようやく久美子は縄をほどかれゲージのなかに押し込まれた。  飢えに飢え切った久美子は餌にようやく食らいついた。  久美子の体力はもうそろそろ限界だ、  狭いゲージで久美子は息絶えたように動かない。  二日ほど休ませたところで久美子をゲージから引っ張りだ...