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SM小説 異端者

史実を元にした肉欲を綴り語りかける。

淫らな願望 10

「お前はされるがままのマリオネットだ。これもずっとな!」  佐久間が手にしたバラ鞭が久美子の肉体を打つごとに風船が割れたような音がする。  その光景に夫は目を閉じる。  聴覚を刺激する肉欲と悲鳴に夫はいまにもイチモツが暴発しそうだ。 「誰か!」  久美子を吊るすホイストが大きく揺れ軋む。  回転をあたえた縄がホイストを軋ませ大きな影をつくる。 「どうした」  佐久間...

貶め入れられた天使 26

 異常性愛。  耽美な情交にひとは魅入られる。  盗聴、盗撮。  寝取り寝取られ。  言い出したら切りがない。  項垂れる秋穂に医師は「いまは赤ちゃんのために頑張ろう。思い悩んでいると胎児も顰め面になっちゃうよ。臍帯って本当に不思議なんだ。僕はその神秘さに魅了されて産科医になったんだよ」  雑談まじりに医師は秋穂に話す。一番の話し相手でいることがこれからに繋がる。 「よし、一曲歌...

狂い咲き 88

 私は店長に頭を下げた。そのまま事務所をでると店舗の隣にある第二駐車場に行く。フェンスに凭れ、内心「どうしよう」だ。  閉店までだと一時間の休憩を入れて十五時時からの勤務となる。おまけに往復三時間の通勤時間。  私は歩き過ぎて、その場に座り込んだまま動けない。  店長は「エプロンだけ持ってきて」と言っていた。  月給を考えると十二万円は手堅い。今までの生活をしようと考えれば、コンビ...

奴隷 裏切りの代償 20

「女優は役におうじて裸になれる。裸を拒んでいいのは大女優だけなんだよ」 「でも」  俯いた寧々は思わず手をぐっと握りしめた。 「嫌ならでていきなさい」  俯き続ける寧々は思わず泣き出してしまった。  椅子に腰かけていた監督が動いた。 「いや!」  寧々は押し倒され、圧しかかってきた監督を跳ね除けようとした。  しかし力では勝てなかった。  すべてが終わると寧々は剥...

狂い咲き 87

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淫らな願望 9

 二人の汚液に穢れた穴に指を佐久間は押し込む。  これだけの上玉だ。  快楽に責め立てた男らは多かっただろう。  押し込んだ指先にウテルスがあたる。佐久間は薄っすらと顔をだしている性感帯を刺激する。  久美子は頭《こうべ》を後ろに倒し獣のような声を張り上げる。  その光景を夫はじっとモニターで見入る。どれだけの音の反響なのか。  スピーカーから流れる音をくまなく聞こうとヘッ...

狂い咲き 86

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奴隷 裏切りの代償 19

 遥は所属事務所からそのことを聞いてどうしても寧々を採用して欲しいと懇願した。 「しかしね。可愛い子がいて当たり前なのが芸能界だよ。寧々ちゃんはそろそろ限界じゃないかな。オーディションがあるから受けてごらん。可愛いだけじゃダメなんだよ」 「どうしたら合格できますか」 「うーん」と白々しく芸能プロダクション社長は思案げな表情をみせる。 「監督を知っているから直接頼んでみたらどうかな。...

狂い咲き 85

 ただ場所が郊外で駅から歩いて三十分はかかるリサイクルショップ店。  どんなお店かインターネットで検索をする。評判はイマイチ。  売り物は偽ブランド品とゴミのような商品。オークション売り狙いの待機をしている連中がうざいと書かれてある。  さらに経営者を調べる。  テレビで見たことがあるひとだと私はうろ覚えな記憶を探る。  今では珍しくないリサイクルショップの先駆者だと知った。 ...

貶め入れられた天使 25

「私のどこがバカなのよ!」 「俺の話をお前は理解できてないだろう? さっさとサインしろよ!」 「私よりもそんなに秋穂が大事なの? 秋穂なんてどうだっていいじゃない!!」  黙って事の成り行きを見守っていた柴田が婚姻届けを飛鳥に手渡す。 「さっさとサインしろよ!」  飛鳥から叩きつけられた婚姻届けに「書けばいいんでしょう? 書けば!」  店舗の一つ下のフロアが空いている。飛鳥は...

狂い咲き 84

 時に身体の強い疼きに私は呼び覚まされる。  私は無理に眠りにつこうとする。  彼と次の約束は四日後。  私の変化に彼がどう答えてくれるのだろうか。  火照る身体を私は持て余す。  彼に誘い《いざない》誘い込まれた深い闇に自らが陥ろうとしている。  なんどとなく寝返りを打っては私は眠り続けた。お昼過ぎにようやく起き上がると頭を一度リセットして再就職先を探す。  空回りするばかり...

淫らな願望 8

「まだだ」  佐久間がまだ抵抗を捨てきれない久美子の髪を力任せに掴み上げた。  アナルビーズを軽く引き抜き手を離すと久美子は自らでアナルビーズを飲み込んでしまう。  佐久間が掴んでいた久美子の髪から手を離すとアナルビーズを一気に引き抜いた。久美子の身体が大きく跳ね、動かなくなった。  静かな涙だけがある。  手首に繋がれた枷と足首に取るつけてある枷のせいで久美子は自らで尻を押し...

奴隷 裏切りの代償 18

 こんな程度でも幼じポルノとして売れるから大したものだ。  撮影された寧々の写真が子供服の表紙に使われた。 「寧々ちゃん可愛いから子役から女優になれそうですね」  美味しい思いをさせるだけさせて貶め入れる。  仕組まれた枕営業までまっしぐらだ。マネージャーを気取りだした遥を周りがよいしょする。  修司は枕営業に適する年齢が十歳だと言う。  天狗になりだした寧々はたまに様子を...

狂い咲き 83

 触れたからこそわかる。  踵を返すことができない深い闇を彼は私に知らしめた。  迸る彼の熱い吐息が熱砂のごとく私の身体に降り注ぐ。  私は静かに目を閉じた。荒い息遣いとともに、満たされたはずの肉欲がまた私を突き動かそうとする。  彼がすべての罪にさえ思えてくる。  ふわりとしたアルコールの酔いにも似た強い余韻。快楽に溺れきった肉体はいつしか眠りについていた。フラッシュバックのよ...

貶め入れられた天使 24

 いろいろな出産をみていると医師はそう思うことがある。 「プレイは初産ということもあり安定期に入って秋穂さんの精神状態が落ち着いた頃が今回はいいかと思います。まだ現実を飲み込めていない秋穂さんにこれからを説明する時期でもあると思います」  久保は医師の提案に思わず唸る。 「嘘でも秋穂さんに好意があるように接する。そうしなければ秋穂さんは、ただ子供を産むだけの道具だと思い込んでしまいます。...

狂い咲き 82

 私は彼に追い詰められ、泡のように消えてしまいそうになる。  失意とともに岸壁に身を投じた麗しき人魚姫は悲しみの泡となって消えたのではない。慈しみ照らす陽光となって愛するものを照らすことを選んだ。  ひとは眩さのなかで新しい命を育もうとする。見返りとしての代償を求める。人魚姫は、そんな軽薄な愛情ではなかったはず。    シャボン玉の泡のように、人魚姫は七色の幸せとなって再び愛するも...

淫らな願望 7

 モニター越しに眺める妻に夫はこれ以上ない欲情をおぼえる。  逃げ出そうと足掻く妻。  美しいからこそ醜いのが一番似合う。 「……あ……ああ!!」  なんて耽美な音色だろうか。 「もう、やめて……誰か、助けて」  不敵に笑う佐久間はファスナーを下げた。頭《こうべ》を垂れたままの久美子は苦しい体勢のなかで佐久間の滾らす雄槍を味わされる。 「どうした」  佐久間はやわらかな久...

狂い咲き 81

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奴隷 裏切りの代償 17

 屈託なく笑うノンを直樹ははじめてみた。生まれた家庭が違うだけでこれほどに笑顔の重さが違うなんて。    茉奈の影響か、少しずつではあるがノンが楽しそうにしていることが増えた。 「私、働こうと思うの」  直樹は茉奈の面倒見のよさに驚いていた。 「私が働けば、それだけなおちゃんが危険なことをしないですむから」 「……ノン」  直樹は一つ考えると「そうだな。小遣いも欲しい...

狂い咲き 80

 それでも一年前の出来事がなかったように私は都合よく自分を言い聞かせれられない。  彼のもどかしい気持ちと彼が時にそうすることでしか悦びを感じられないのなら、  そう思わせるほどに切ない思いが彼のすべてから醸し出されている。  すべてを受け止めて欲しい。  彼の切実としたまでの思い。  私はそれに答えるように淫らになろうとしている。  彼の指先がゆっくりとこれからを探り描き出す...

淫らな願望 6

 排泄に未曽有な快楽が重なる。  佐久間がアナルバイブレーターを動かすと久美子は思わず横に倒れそうになる。  成田が久美子の腕を掴んでいる。 「……でちゃう」 「なにをだ」  佐久間が卑しく笑う。  アナルバイブレーターが抜き差しされると思わず流し込まれたグリセリンが垂れる。 「あ、あ、あ、」  悲嘆な呻きを久美子が吐き出す。  必死にかぶりを振りもう限界であるこ...

淫らな願望 5

 佐久間は重みのあるバラ鞭を手にした。立ち上がろうとした久美子の背中を力任せに叩きつけた。  四つん這いで歩くことを佐久間は久美子に強いり命じる。  第二話は凌辱色がいいだろう。  女にとっての快楽はときに地獄と化す。  足枷がつけられようとすると久美子は抵抗しようとした。佐久間はバラ鞭を容赦なく振りかざす。  久美子が怯え切った表情を浮かべる。成田はリードを手にしながら足首に...